【動画】南極で活躍した雪上車「SM25S型」が復活=山本裕之撮影
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 南極の昭和基地で10年前まで活躍した雪上車「SM25S型」が復元され、つくばエキスポセンター(茨城県つくば市)で20日、再び走る姿を披露した。ゆっくりと力強く進み方向転換を披露するなど、夏休みで訪れた親子連れらを喜ばせた。

 南極で約20年間、観測のため人員や物資の輸送などに使われた後、2011年に帰国、同センターで常設展示されていた。車体の傷みが激しかったが、元観測隊員ら有志が12年から修理を続け、このたび初めて走行させた。

 この日、雪上車を運転した国立環境研究所の中島英彰主席研究員(54)は「隊員だった当時、南極で運転した雪上車。エンジンが再びかかった時は心が震えました。多くの人たちの前で走行できて、うれしいです」。

 同センターは今後も公開走行を検討している。(山本裕之)

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