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 日本の政治ジャーナリズムはどうあるべきか――。今年6月、国連人権理事会で報告書を発表したデービッド・ケイ氏(米カリフォルニア大教授)は政府の報道関係者への圧力を懸念する一方、メディアの政府からの独立性について問題点を指摘した。日本の「報道の自由」をテーマにした編著もあるジェフ・キングストン米テンプル大日本校教授(現代アジア史)に聞いた。

 ――ケイ氏は国連の「表現の自由の促進」に関する特別報告者として、権力との距離についてメディア側に警鐘を鳴らしました。

 「ケイ氏の報告書は日本のジャーナリストへのインタビューをもとに書かれたもので、日本の姿をよく反映していると思う。日本メディアが直面する問題について、合理的でバランスのとれた評価をしている」

 ――日本のメディアの問題は何だと考えますか。

 「ケイ氏が驚いたのは、調査した記者たちが『匿名』を希望したことだ。日本では記者が権力批判をしても殺害されたり、投獄されたりしない。ただ、総務相が放送法に基づく電波停止の可能性に言及するなど政府はメディアを萎縮させる力を持っている。そのために、自ら属する組織の上層部からも圧力がかかる。日本メディアの最大の問題は報道を自粛してしまう傾向があることだ」

 ――なぜ、自粛してしまうのでしょうか。

 「ケイ氏は記者クラブの問題に…

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