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 お酒のにおいからアルコール度数が高精度にわかるセンサーを物質・材料研究機構の柴弘太研究員らのチームが開発した。果物の成熟度やがんの進行度を調べるセンサーなどへ応用も考えられるという。

 においには、数千もの化学物質が含まれることがあり、成分を調べるには化学物質を分離して大がかりな装置での解析が必要だった。

 チームは、お酒のにおいを感知できるよう、ほかのにおいに反応する小型の高感度センサーを改良。同じアルコール度数でも酒種ごとににおいの成分が異なるため、様々な酒のにおいに反応したときの電気信号のパターンを機械学習させた。その結果、赤ワイン、芋焼酎、ウイスキーなどの種類に関係なくアルコール度数が高精度に推定できるという。(杉本崇