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 菅義偉官房長官は22日、茨城県常陸太田市を訪れ、「政治の師」と仰ぐ梶山静六元官房長官の墓参りをした。沖縄県の米軍基地問題に取り組んだ梶山氏の遺志を継ぎ、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設実現などに取り組む決意を改めて示した。

 梶山氏の長男で、3日の内閣改造で地方創生相として初入閣した梶山弘志氏が同行。墓参を終えた菅氏は記者団に対し、静六氏が官房長官時代の1996年に普天間飛行場の移設を含む日米特別行動委員会(SACO)の最終報告がまとまったことに触れ、「沖縄に寄り添って、『できることは全て行う』との思いを引き継いで、しっかり行っていきたい」と語った。

 静六氏は「竹下派七奉行」の一人で、「武闘派」として知られた。静六氏が98年の自民党総裁選に立候補した際、菅氏は所属していた小渕派を離脱して梶山氏を支持するなど行動を共にした。(岩尾真宏)