太陽観測衛星「ひので」が撮影した日食の様子=JAXA、国立天文台提供
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 米国で21日、地球からみて太陽が月の陰に完全に隠れる皆既日食が観測された。北米大陸を皆既日食が完全に横断したのは99年ぶりという。

 太陽観測衛星「ひので」も、X線望遠鏡で日食をとらえた。宇宙航空研究開発機構によると、米西海岸沖の上空を通過中の約15分間に撮影。黒い新月が、最大で太陽の約6割を覆う様子をとらえた。

 ひのでによる観測は、米国で起きた皆既日食で集まったデータと組み合わせ、太陽のメカニズムの研究に使われる。地上の電子機器にも影響する太陽風の発生予測につながるという。(小宮山亮磨)