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 本州一のサンマの水揚げ量を誇る岩手県大船渡市で24日、秋の訪れを告げるサンマの初水揚げがあった。大きさは中型のものが多く、前年の初水揚げに比べて量はほぼ半減。平均価格も1割程度高くなり、北海道沖でとれた約15トンに、1キロあたり1080~1150円の値がついた。

 国立研究開発法人「水産研究・教育機構」によると、日本近海で漁獲対象となる今年のサンマの来遊量は、資源量が減っていることから、不漁だった前年をさらに下回る見通し。第八三笠丸の漁労長清枝光臣さん(74)は「今までにない不漁で型も小さい。復興のために大漁を目指したい」と話した。(渡辺洋介)

 大手スーパーによると、首都圏では現在、昨年とほぼ変わらない1匹あたり198円ほどで販売されているという。担当者は「まだ旬のはしりの値段。今後は水揚げ量によるが、例年より型が小さくなるという情報もある」と心配している。