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 相模原市中央区の市立鹿沼公園には、自転車やゴーカートなどを無料で貸し出す「児童交通公園」がある。自転車の乗り方を習得できるだけでなく、備え付けの信号機で交通ルールが覚えられる場として人気を集めてきた。神奈川県内でも珍しい広さの交通公園で、全国の自治体からの視察も少なくないという。ところが最近、市がここに公共施設を移す計画を打ち出した。

 「私もここで自転車の乗り方を覚えました。なくなれば困ります」。21日、3歳の長男と一緒に児童交通公園を訪れていた母親(31)はそう話した。自転車の練習をさせるのに、自宅の近くに安全な場所を確保するのは難しいという。

 交通公園は1973年、鹿沼公園の一角に開設。約1万5千平方メートルの広さがあり、自転車や子どもが遊ぶ「豆自動車」などを無料で貸し出す。「乗り物デビュー」できる公園として人気で、年間で約8万人が利用。市内には約600カ所の都市公園があるが、こうした交通公園があるのはここだけだ。

 だが、市は交通公園の敷地に、近くにある図書館や児童館、まちづくりセンターの機能を集約した複合施設の建設を計画。別棟にはJR淵野辺駅前の自転車駐輪場(3800台)を移設するという。

 鹿沼公園全体の敷地は約4万8500平方メートル。約70種の樹木約1万本が茂り、池(4255平方メートル)にはコブハクチョウが泳ぎ、野球場(9486平方メートル)、テニスコート(2602平方メートル)がある。市は野球場やテニスコートは存続させる方針で、鹿沼公園内に交通公園を現在のような規模で存続させることは難しい。苦肉の策として、自転車の駐輪場の屋上に交通公園を設ける「立体化プラン」も浮上しているが、代替地の確保が課題だ。

 事業の背景には、公園があるJ…

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