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 日本人ら72人が左翼ゲリラに拘束されたペルー日本大使公邸人質事件の武力突入から、今年で20年。事件当時、公邸内から妻子らに送り続けた70通以上の手紙を、元人質の男性が朝日新聞に公開した。先が見えない不安と、それでも互いを励まし続けた家族の絆。手紙には、127日間に及んだそんな人質生活の記憶が生々しく刻まれている。(田村剛

■大半がスペイン語、全71通

 スペイン語の文字でぎっしりと埋め尽くされた71通の手紙。日本語で書かれた手紙も3通ある。当時、ペルー味の素社長だった酒井芳彦さん(70)が、左翼ゲリラのトゥパク・アマル革命運動(MRTA)によって占拠されたリマの日本大使公邸内から、妻と3人の娘らに宛てて送り続けたものだ。

 事件が起きたのは1996年12月17日夜。MRTAの武装グループが、天皇誕生日祝賀レセプションが開かれていた日本大使公邸を襲撃し、青木盛久大使(当時)や各国要人らを人質に取った。レセプションに参加していた酒井さんも人質となり、軍特殊部隊が突入した翌年4月22日まで拘束された。

 〈私は元気だ。この問題がいつ…

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