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 新潟県佐渡市の佐渡金銀山にある相川郷土博物館で4月、展示物の金塊のレプリカ5個(計約5万円相当)が盗まれた事件で、長野県警などは26日、窃盗などの疑いで住所不定の無職板谷恭兵(29)、名古屋市東区泉3丁目の会社役員石田無限(29)の両容疑者を逮捕し、発表した。捜査関係者によると、両容疑者は「本物の金塊だと思った。ネットニュースで偽物と知り、がっかりした」という趣旨の供述をしているという。

 長野県警飯田署などによると、2人は4月16日午後5時ごろ~17日午前1時ごろに同博物館に侵入し、展示ケース内のレプリカを盗んだ疑いがある。金塊として展示されていたが、実際には金めっきで加工したレプリカだった。同じケースには本物の銀塊3本(約600万円相当)もあったが、無事だった。

 同署によると、石田容疑者は長野県飯田市の食料品店で現金を盗んだ窃盗の疑いで6月に逮捕され、板谷容疑者は強盗事件で石川県警に逮捕された後、飯田市の窃盗事件にも関わった疑いで再逮捕された。その後の調べで、佐渡の事件への関与が浮上したという。