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 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島県でワイン造りが活発化している。ブドウを育む風土を映し出すといわれるワインで、郷土の魅力を伝え復興を後押ししたい――。震災後に植えたブドウが実り、収穫の季節を迎えつつある。ワイナリーは3県で震災前のほぼ倍の17社に。さらに広がる勢いだ。

 7月、盛岡市のホテルであった「いわてワイン生産アカデミー」。岩手県が今年度から始めた、起業に必要な知識や技術の習得を目指す講座に、約30人が参加した。大船渡市の及川武宏さん(38)は「故郷に百年続く文化をつくりたい」と起業を決意。かさ上げした土地で醸造所を開設予定だ。NPO「遠野まごころネット」で障害者の就労支援に取り組む小谷雄介さん(50)は農業、福祉、観光がつながる仕組みをつくろう、とアカデミーに参加した。「障害のある人が復興に取り残されないよう、一緒に被災地を盛り上げたい」。障害者と健常者が共に働き、集う場として、釜石市で3年前から醸造用ブドウを栽培している。

 県内では内陸部を中心に5社だったワイナリーが10社に増え、沿岸部にも広がった。県の担当者は「温暖化でこれまで適さなかった品種が熟すようになり、多様なワインを造れるようになった。将来は一大産地を目指したい」と意気込む。

 新規参入者の中には、農業も酒…

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