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 「彼氏がほしい」「看護師になりたい」。涼しげな浴衣姿の女子中高生が小舟を川に流して願い事をする「八朔(はっさく)の船流し」が28日、柳井市であった。19人の地元の女子中高生が、それぞれの思いを乗せた小舟を柳井川に浮かべた。

 集まったのは柳井中学校の16人と柳井学園高校の3人。主催した「柳井市白壁の町並みを守る会」の佐川有信会長が舟を手作りした。長さ50~60センチの舟には紙人形が乗せられ、帆には「頼母(たのも)船」と書かれている。

 かつて八朔(旧暦の8月1日)に、地元の娘たちが船を流して良縁を願うしきたりがあった。大正末期に途絶えたが、2000年から同会が復活させた。

 柳井中3年の伊藤美美さん(14)は「好きな人と一緒になりたい」と願いをかけ、柳井学園高1年の下中真帆さん(16)は「看護師になりたい」と望みを託したという。(徳山徹)