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 2019年の開府500年に向け、甲府市が山梨大と開発を進めているスパークリングワインに、市内の武田神社のお堀の水からとれた酵母が使われることになった。この秋に市内で収穫される甲州種のブドウも原料に、市内のワイナリーが5千本を醸造し、来年3月の発売を目指す。価格は1本3千円弱になる見込み。

 研究代表者の柳田藤寿・山梨大教授によると、武田神社、千代田湖、昇仙峡の3カ所で昨年6月と10月、水や土などを採取。計403株の酵母がとれた。その中から、醸造試験などで武田神社の2株に絞り込んだという。

 樋口雄一市長、島田真路・学長、柳田教授が29日、甲府市北新1丁目の山梨大ワイン科学研究センターで試飲したうえ、最終決定した。

 柳田教授は「非常にバランスのとれた、フルーティーで香りの良いワインができる」と評価した。

 樋口市長は「一般販売のほか、開府500年関連のイベントなどで活用する。甲府のワインの認知度を高めて地域活性化につなげたい」と話した。