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 生後間もない赤ちゃんの体にできる「乳児血管腫」(いちご状血管腫)の治療に効果的な薬が出てきた。従来、心臓病の治療に使われていた薬だが、海外で乳児血管腫に効くことがわかり、昨年9月、国内でも保険適用された。海外の薬が国内で使えるようになるまでの時間差(ドラッグラグ)を解消するため、国が始めた制度の成果の一つとしても注目されている。

 神奈川県に住む女の子(1)は昨年6月に生まれてほどなく、右足のももに濃い赤紫色のあざが見つかった。肌から盛り上がるような形だった。母親(29)は小児科医から乳児血管腫と説明を受けた。

 乳児血管腫は毛細血管が異常に増えてできる良性腫瘍(しゅよう)だ。体表面だけでなく内臓にもできる。比較的、女児に多い。生後1カ月~半年ごろに、あざが急速に広がる「増殖期」に入り、1歳ごろピークになる。その後少しずつ小さくなる「退縮期」を経て、6~7歳で最小になるのが一般的だ。

 小さくて目立たない場合は様子を見るが、目のそばや肛門(こうもん)、鼻など体の機能に支障が出る場所にできた場合などに、レーザーやドライアイスを当てて小さくしたり、赤みを改善したりするのが従来の治療だった。治療しないと25~69%の子どもに、あざがあった部分に赤みやしわ、たるみなどが残るという報告がある。

 女の子の場合、あざが縦10セ…

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