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 夏の部活動中に熱中症になる運動部員が相次ぐ中、今年8月、知的障害で特別支援学校に通う男子生徒が部活中に、熱中症で意識不明の重体になった。知的障害者は教員の指導に疑問を持ったり、自分の意見を言ったりするのが難しいこともある。どんな配慮が必要なのか。

 東京都教育委員会によると、8月23日午後4時ごろ、杉並区にある都立永福学園高等部1年で、バスケットボール部の男子生徒が校舎の外周(約450メートル)を約20周走った後、脱水症状で倒れた。同区の気温は32度だったという。

 男子生徒は21日の練習で外周を走った際、顧問の教員が指示した1分25秒以内を43秒超えた。罰として43周のランニングを科されたが、21周で体調が悪くなって練習を終えた。23日に「残りを走る」と申告し、顧問が承諾。別の教員が伴走したが、他の部活指導のため、残り数周で伴走から離れた後、倒れたという。

 永福学園高等部は軽い知的障害を持つ生徒らが通う。男子生徒が学ぶ就業技術科は卒業後の就労を目指し、実践的な学習をする。部活動も盛んで、朝日滋也校長は「バスケットボール部は特別支援学校の大会で優勝経験もある。一般の高校との練習試合もしてきた」と話す。特別支援学校の勤務経験のある教員は「いずれ仕事をすることを考えると、部活動は、すぐ諦めがちな子に忍耐力をつける良い機会であることは間違いない」とし、ある程度の厳しいトレーニングは有用だとみる。

 だが、男子生徒の場合、熱中症…

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