【動画】左手で手話を「読」み大学院で学ぶ森敦史さん=関田航撮影
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 生まれたときから目が見えず、耳が聞こえない「盲ろう」として、2011年に国内で初めて大学進学を果たした森敦史さん(26)が今春、大学院に進んだ。自らの経験を生かし、盲ろう者のコミュニケーション向上のために何が必要かを研究している。

 森さんが通うのは、視覚や聴覚に障害のある学生のための国立大学「筑波技術大学」(茨城県つくば市)の大学院。90分の授業では、2人の手話通訳者と講義内容をノートに記録する人がつく。複数の学生と受ける講義では、教授がマイクで話した言葉が、遠隔地で文字入力してくれる外部のサービスを通して、森さんの手元の端末に点字で打ち出される。

 指導教官の佐藤正幸教授や白沢麻弓准教授の話は、片手用にアレンジした独自の手話に、森さんが左の手のひらで触れて理解する。自分の言葉は両手を使った手話で相手に伝え、込み入ったことは点字のキーボードとパソコンを連動させたチャットやメールででやりとりをする。

 いまではスムーズになった他者とのコミュニケーションだが、能力の習得には長い時間がかかった。岐阜県出身で、小学4年までは地元のろう学校、小学5年から東京の筑波大付属視覚特別支援学校に移り、高校まで同校で学んだ。

 いずれの学校でも先天的な盲ろ…

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