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 韓国政府は8月31日、「ゴルフ兵」「テニス兵」と呼ばれる将校らのお世話をする兵士の廃止を決めた。韓国では8月、部下に深刻なパワハラを加えた軍将校が刑事事件として立件される騒ぎが起きていた。

 韓国政府は事件を受け、軍将校のお世話をする兵士ら約3千人を調査。「官舎内のサッカー場のゴールポストの製作やゴルフ練習場の修理を命じられた」「運転兵の技術が未熟だとして殴られた」などの回答があったという。

 このため、政府は10月までに官舎で将校の世話をする「公館兵」122人を戦闘部隊に配置転換することにした。主に将校らが利用するゴルフ場やテニス場に配置されていた兵士59人を現場から撤収させる。またパワハラ禁止の規則を作ったり、申告制度の充実を図ったりするという。

 「ゴルフ兵」や「テニス兵」は週末にスポーツを楽しむ将校たちのために、施設を管理したり、プレーの相手をしたりするのが仕事。一般兵士の間では、戦闘訓練を受ける時間が減るなどとして人気もあった。(ソウル=牧野愛博)

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