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 米南部を直撃したハリケーン「ハービー」による損害が拡大しそうだ。被害額は米国史上最悪になるとの見方すら出始めた。真っ先に被害があらわになったのは基幹産業のエネルギー業界で、原油価格が不安定になるなどして、世界経済に影響が出る可能性もある。

 全米第4の都市テキサス州ヒューストンに8月31日、記者が入り、最大1万人が夜を過ごす中心部の避難所を訪ねた。

 ロバート・カーソンさん(39)と娘タチアナ・フィリプスさん(20)は28日夜、隣人のノックでドアを開けると、アパートに水が流れ込んだ。冷蔵庫を空け、そこにタチアナさんを入れ、ボート代わりにして泳いで逃げ出した。タチアナさんは「命があっただけまし」と語った。

 CNNによると、ハービーで少なくとも47人が死亡。支援が必要な被災者は9万6千人に上る。被災した家を狙った略奪も起きており、市は夜間外出禁止令を出した。

 ヒューストン一帯はエネルギー産業の世界的な中心地で、メキシコ湾岸には石油・天然ガスの生産や輸出の重要拠点が集まる。米調査会社(S&Pグローバル・プラッツ)の推計では、ハービーの影響で、全米1、2位の施設を含む10以上の製油所が稼働を止めるなどし、全米製油能力の22%(日量400万バレル)が失われた。「操業ができるようになるまでに2~3週間はかかる」(米アナリスト)という。

 31日のニューヨーク市場はガ…

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