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 テニスの全米オープン第4日は8月31日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターで行われ、女子シングルス2回戦で、世界ランキング116位の奈良くるみ(25)が、同8位で第8シードのスベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)を6―3、3―6、6―3で破り3回戦に進んだ。クズネツォワは、2004年の全米優勝者。会見での主なやりとり。

――感想は

 めちゃめちゃうれしいです。ここのところ、ずっと勝ってはいなかったので、全米オープンでいい結果をというのを、どこか希望にしていて、それがモチベーションになってがんばれていた。結果に出て、とにかくうれしい。

 トップ選手とやる時は、もっと打たないといけないという思いがあった。でも昨日のプレーはすごくよかった。今やらないといけないことはイメージできているので、とりあえずコートでそれを出してみようと。落ち着いてできた。攻め急がず、打てるボールを見極めることができていた。

――大きなガッツポーズだった。

 5―2になっても、ああ勝てるという、勝ちの意識にはならなかった。「どうせまた(挽回(ばんかい)されて)5―4になるかな」ぐらいの気持ちでいた。3ゲーム自分がリードしながらプレーできることをプラスに捉えていた。最後はどうやってポイントをとったのかを覚えていない。

 慌てずにいけた。ゲームを(相手に)取られると、何かを変えないといけないときもある。今日はポイントを取られた時でも、それは相手の良いプレーだった。自分はやることはやれていた。だから焦らずに、落ち着いてやれていた。

 ここで初めてトップ100に入った。あのときの感覚をもう一度、あの気持ちにもう一回なりたい、これが今のモチべーションになっている。いまはランキングも下がっているし、苦しいときもあるけど、チームもコーチもトレーナーも考えてくれていて、これをやればまた上がっていけるかなという希望がある。(ニューヨーク=金成隆一