【動画】バレーボール女子日本代表チームの練習相手はブロックロボット=筑波大学・岩田洋夫教授提供
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 5日開幕のバレーボールグランドチャンピオンズ杯女子大会に出場する日本代表が、苦手の強化にロボットを活用している。

 レシーブの強化には独自のマシン開発にも取り組んだが、現在は米国製のサーブマシンを使う。最高で2メートル89の高さから時速140キロ超の球を打ち込め、ドライブサーブ、横回転サーブ、無回転のフローターサーブを打ち分けられる。

 合宿中、朝の練習でよく使っているという。ウィングスパイカーの石井(久光製薬)は「実際のサーブより速い球が来るので、判断の練習になる」。

 攻撃の練習には昨冬に一般公開された「ブロックマシン」がある。昨夏のリオデジャネイロ五輪の前にスポーツ庁の事業で筑波大が開発した。世界の一流チームのブロックを、3体のロボットで精密に再現する。日常的に長身選手と対戦する機会が少ない日本選手の課題を解決するため、ジュニアレベルの強化にも活用されている。ミドルブロッカーの荒木(トヨタ車体)は、マシンを相手にスパイクを打つ感覚について「トップ選手と同じ速さで動くので、判断力を求められる。普段はできない練習ができる」と話す。(忠鉢信一