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 英国のメイ首相は2日までに英メディアの取材に対し、任期満了となる2022年の次期総選挙まで首相を続ける意向を示した。与党保守党内では、政権基盤の強化を目指して総選挙の前倒しを決断した結果、過半数割れに追い込まれた首相の責任を問う声が根強い。あえての発言に波紋が広がっている。

 メイ首相は訪日中、BBCに次期総選挙まで政権を担うか尋ねられ、「そうだ。私は長期政権のためにここにいる」と回答。「私や私の政府がするのは(欧州連合からの)離脱だけでなく、英国のより明るい未来を開くことだ」と述べた。

 この発言に保守党のモーガン前教育相は「次の選挙に向けて我々を率いていくのは難しいと思う」と発言。シャップス元幹事長も「驚きがあるのは確かだ」と述べた。

 保守党は10月に党大会を開く。「メイ首相を完全にサポートする」(ジョンソン外相)との声もあるが、メイ首相の責任論をめぐる議論が盛り上がる可能性がある。(寺西和男)

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