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 2日午前8時半ごろ、東京都豊島区雑司が谷3丁目の都道(明治通り)で、乗用車が歩道に乗り上げて道路脇の店舗に突っ込み、歩道にいた80代女性が巻き込まれた。女性は右足の骨が折れる重傷。警視庁は、車を運転していた中国籍の男(22)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。

 目白署によると、男は事故直後に現場から走って逃げる姿が目撃され、駆けつけた警察官が取り押さえた。男の呼気からは基準値の約4倍のアルコールが検出されており、署は、ひき逃げや酒気帯び運転の疑いもあるとみて事故の状況を調べている。

 現場は東京メトロ雑司が谷駅から北西に約400メートルの片側2車線の直線道路。

■「あと少しずれていたら…」

 東京都豊島区雑司が谷3丁目の明治通りで2日朝、乗用車が歩道に突っ込んで歩行者の女性が重傷を負った事故で、現場の直近で事故を目撃していた警備員の男性(61)は「とにかくびっくりした。あと少しずれていたら自分がはねられていた。恐ろしい」と振り返った。

 男性は現場から約20メートル先の歩道に立っていた。車は男性のいる方向に直進してくると急に歩道に乗り上げ、前部から歩道沿いの店舗に突っ込んだ。車の後部は近くにある信号機の柱にもぶつかり、止まったという。「バーン、バーンと大きな音が2回した」と話した。

 運転していた男は車から出ると、近くを通ったタクシーに乗ろうとしたが断られた。その後、現場から走り去ろうとしたところ、通行人らに取り押さえられたという。