[PR]

 県内一の梨の産地・蔵王町で梨の収穫が忙しくなってきた。JAみやぎ仙南蔵王地区梨部会によると、いまは最も収穫が早い種類の「幸水」が中心だが、8月の日照不足で1週間ほど生育が遅れ、例年よりも小粒の傾向という。

 同町では80人の農家が主に4種類の梨を栽培し、計75ヘクタールの畑で年間約1500トンを生産している。実のもぎ取りは8月下旬から始まった。

 同町曲竹にある我妻茂さん(62)の70アール余の梨畑でも毎朝収穫作業があり、JAの選果場や産地直売所などに出荷している。今月半ばごろからは、同町で生産の半数近くを占める「豊水」が出回るため、さらに忙しくなる。

 「8月は曇天が続き、こんな番狂わせな天気はこれまでなかった。『豊水』もやや生育が遅れ気味だが、それでもこのところのよい天気に、徐々に持ち直している」(伊藤政明)