【スライドショー】北朝鮮の6回の核実験にともなうとみられる地震波の波形=気象庁提供
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 北朝鮮による核実験問題にからみ、気象庁は3日、自然の地震とは異なる波形の地震を観測したと発表した。地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・1で、過去5回の核実験で最も大きかった昨年と2009年(M5・3)に比べ、10倍以上のエネルギーだったという。

 気象庁の観測網が地震波を観測したのは3日午後0時31分。震源は、北朝鮮の北東部で深さは0キロ。過去5回の実験時と同じ場所だったが、今回は過去と比べて地震波の振幅が極めて大きくなっていた。直上では震度6弱程度の揺れがあった可能性があるという。

 地震波は、断層がずれて生じる通常の形とは異なり、人工的な爆発などで地下が膨張して、観測点が押し上げられたような特徴を示していた。

 松森敏幸・地震津波監視課長は「過去5回と、波形の特徴が似通っている。(前回の実験と比べて)少なくとも10倍程度は大きなものだった」と話した。(竹野内崇宏)

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