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 和歌を刻んだ10世紀半ばの土器が見つかった甲州市で3日、専門家を招いた催し「古代史しんぽじうむ」(甲州市、市教委主催)や展示解説があり、市民ら約500人が参加した。

 仮名文字研究の第一人者で五島美術館(東京)の名児耶(なごや)明副館長が「仮名文字の歴史」と題して基調講演した。篆書(てんしょ)などで書かれた漢字が左右対称なのに対し、ひらがなは非対称だと指摘。「ひらがなは日本人のものの見方や美意識を反映している」と話した。ひらがなで書かれた文面は水墨画や日本庭園にみられる余白を生かした「散らしの美学」に通じるとも指摘し、刻書土器にも右側に余白があることを紹介した。

 続いて調査にかかわった専門家が一人ひとり意見を述べた。大隅清陽山梨大教授(日本古代史)は土器が政治的、公的な性格を持つ杯だったと指摘。国府直営の釜でつくられた特注品が、改まった宴会の場で記念品として出されたとの考えを述べた。

 和歌に詳しい石田千尋聖心女子…

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