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 国際社会の制止を振り切って3日に核実験を強行した北朝鮮に対して、欧州各国は懸念を強め、厳しく非難している。欧州連合(EU)は制裁強化の検討を始めた。

 ドイツのメルケル首相は3日、フランスのマクロン大統領と電話協議し、「北朝鮮の行為は国際法を踏みにじるものであり、国際社会は断固とした態度で臨まなければならない」との認識で一致。国連の安全保障理事会のみならず、EUの対応も問われているとし、北朝鮮に対する制裁の強化についても話し合った。ドイツ首相府が3日、明らかにした。

 英国のメイ首相も同日、「無謀であり、国際社会に対する受け入れがたい更なる脅威をもたらす」とし、「国際社会は、北朝鮮の指導者たちに対して、彼らの不安定化をもたらす行動を止めるべく圧力を強め続けるため、団結しなくてはならない」と制裁強化を訴える声明を出した。

 EU首脳会議のトゥスク常任議長(大統領に相当)は3日、「EUは北朝鮮に条件なしに対話を再開させるよう、さらなる制裁の準備ができている。国連安保理には追加の制裁と、朝鮮半島の平和的な非核化を実現するためのより強い決意を示すことを求める」と国際社会が連携して制裁を強化し、事態の沈静化をはかる考えを示した。(ベルリン=高野弦、ロンドン=松尾一郎、ブリュッセル=津阪直樹)

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