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 北朝鮮の労働新聞(電子版)は4日付紙面で、前日の核実験の模様を大々的に報道した。1面に実験について協議した朝鮮労働党の会議と、実験成功を発表した核兵器研究所の声明を掲載。2面には実験を支持し、米国との対決を強調する当局者や市民の声を写真付きで伝えた。

 金己男(キムギナム)党副委員長は談話で「核は先軍朝鮮の象徴であり、尊厳、生命」と主張。「水爆の爆音には、地球上から米国という大陸を永久になくそうとする千万軍民の強い信念が込められている」とも語った。張徹(チャンチョル)国家科学院長は「輝かしい科学研究成果を多発的、連続的に成し遂げていく」と語り、更なる軍事挑発を示唆した。

 一般市民の声も2面で紹介。「わき上がる激情を禁じ得ない」「朝米決戦のなかでの歴史的な快挙だ」「米国など帝国主義者の横暴な専横と圧殺を粉々にして先軍朝鮮の力を世界に見せつけた」などとするコメントを掲載した。

 5面には、北朝鮮が水爆の使用目的の一つとしている「核兵器のEMP(電磁パルス)威力」と題した金策工業総合大学のキム・ソンウォン学部長の解説文を掲載した。

 北朝鮮関係筋によれば、北朝鮮内は核実験後も平穏な様子を保っている。(ソウル=牧野愛博)

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