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 学校法人加計(かけ)学園(岡山市)の岡山理科大学獣医学部新設が計画されている愛媛県今治市で、学園幹部が6日の市議会国家戦略特区特別委員会に参考人として出席し、計画内容などを説明して、質疑に応じることがわかった。獣医学部問題が浮上して以降、学園側が市議会で説明するのはこれが初めてとなる。

 委員などによると、出席するのは、獣医学部長に就任予定の吉川泰弘・新学部設置準備室長(千葉科学大教授)と、岡山理科大の柳沢康信学長(前愛媛大学長)らの予定。

 学部の新設の可否を検討する文部科学省の大学設置・学校法人審議会は学園が求めていた来年4月の獣医学部開設について判断を保留し、審議の継続を決めた。これを受けて今治市の菅良二市長が「これまでの経過や今後の流れについて率直に意見交換したい」と、学園側へ吉川室長らの出席を求めていた。保留になった理由や改善案の内容、新設認定への方針などを説明するとみられる。

 吉川室長は、今年4月に市が開いた市民説明会に出席し、新学部計画の構想について話している。(直井政夫)