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 大阪府は4日、森友学園の前理事長の籠池泰典容疑者(64)=大阪地検が詐欺罪で起訴、同容疑で再逮捕=が理事長を務める学校法人籠池学園(大阪市)が運営していた幼稚園で、補助金627万円を不正に得ていたとして、籠池容疑者について詐欺の疑いで告訴状を大阪地検に送付した。

 府によると、問題の幼稚園は大阪市住之江区の開成幼稚園(2014年度から休園)。籠池容疑者は11~13年度に障害のある幼稚園児数に応じて交付された補助金について、不正に得た疑いがある。府が園児20人の保護者を対象にしてアンケートしたところ、回答した7人のうち6人(延べ8人分)から「特別な支援を受けていない」などとする回答を得たために、不正受給と判断した。

 また同じ期間で専任の教員に応じ交付した補助金676万円についても不正とみなしており、府は1日に計1303万円の補助金の返還を学園に命じている。

 籠池容疑者をめぐっては、大阪地検特捜部が、国の補助金を詐取したとして詐欺罪で起訴。さらに、森友学園の幼稚園で、府から補助金計約9千万円を詐取したなどとして、詐欺容疑で再逮捕している。