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 百貨店各社が、来年の正月のおせち料理メニューを、早くも発表した。インスタグラムなどSNSで友人らとやりとりする人が増えていることを意識し、思わず写真を撮って投稿したくなる「写真映え」をねらった商品も多い。予約の受け付けは9月下旬から始まる。

 高島屋は、世代を超えて愛されるウルトラマンシリーズの怪獣をモチーフにした料理を詰め合わせた3段のおせち(税込み2万7千円)などを用意。人気キャラクター「くまモン」の重箱に熊本県産の食材を詰めたおせち(同8640円)などもそろえた。

 大丸松坂屋百貨店は、大相撲の横綱稀勢の里らが所属する田子ノ浦部屋監修のおせち料理(同2万8500円)が目玉。力士が好む肉料理に加え、ブリやタイなど縁起の良い魚を使った料理などを詰めた。そごう・西武は、重箱を繰り返し使える「詰め替え型」のおせち料理(同1万7280~5万4千円)を販売。正月に限らず、花見や運動会シーズンに中身だけを販売し、重箱に詰め替えられる。

 高島屋によると、おせち料理を自宅でつくるより買う家庭が増えているといい、2000年から売り上げは毎年増加。売れ筋は少人数向けの1万円台のものと5万円以上の高額な商品に二極化しているという。最近は店頭ではなく、インターネット経由での予約が伸びているといい、ネット経由での売り上げで高島屋は前年比13・5%増、大丸松坂屋は15%増を見込む。(久保智)