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 カンボジアの英字紙「カンボジア・デイリー」が4日、廃刊に追い込まれた。政府から巨額の税金の支払いを求められ、発行を続けることは不可能と判断した。来年7月の総選挙を前に、フン・セン政権が批判的なメディアの「口封じ」を図ったと受け止められている。

 フン・セン首相は、同紙が税金630万ドル(約6億9千万円)を支払わなければ活動を停止させるという考えを表明。4日が支払いの期限だった。同紙によると、1カ月前に突然、支払いを命じられたという。

 同紙は、今回の課税について「政治的な動機に基づくもの」と反論。適切な監査や誠実な交渉を呼びかけたが、受け入れられなかったという。最後の発行となった9月4日付の紙面では「政府がカンボジア・デイリーを破壊した」と強く非難した。

 同紙は、1975年の昭和天皇との単独会見でも知られるバーナード・クリッシャー米ニューズウィーク誌元東京支局長が、カンボジア内戦終結後の93年に創刊。「恐れず、公平な報道」を掲げ、現地のクメール語でも報じてきた。

 フン・セン首相はこれまで、自…

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