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 米国在住の日本人監督が、和歌山県太地町の捕鯨をテーマに撮影したドキュメンタリー映画「おクジラさま ふたつの正義の物語」が完成した。漁師や反対する活動家を含め多様な視点を取材した。9日から東京・渋谷で公開される。

 撮影したのは佐々木芽生(めぐみ)監督(55)。2009年、太地町のイルカなどの追い込み漁を糾弾し、後にアカデミー賞を受賞した映画「ザ・コーヴ」をニューヨークで見た。よく出来た映画だと感じた半面、巨額の予算を使うプロ集団が、一方的な視点で小さな町の漁師にカメラを向ける手法には疑問を感じた。同時に、日本から有効な反論が聞こえてこないことにも違和感を持ち、自ら映画制作に乗り出した。

 10年に撮影を開始。「両方の…

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