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 日本海の秋の味覚、ベニズワイガニの初競りが5日、近畿唯一の水揚げ港・香住(かすみ)漁港(兵庫県香美〈かみ〉町)であった。港にはオレンジ色のカニが並び、威勢の良い競りの声がカニシーズンの到来を告げた。

 日本海のベニズワイガニ漁は1日に解禁され、香住漁港から漁船9隻が出漁。水深1千メートル前後の海底にかごを仕掛けた。その後、荒天が続き、この日水揚げできたのは大型船の1隻。1箱(30キロ)1万5千~6万5千円で取引され、最高額は1匹6万円だった。

 地元の海産物直売所「かに市場」店長の山田直弘さん(54)は「お客さんからの問い合わせも多く、ようやくシーズンが来た感じ。甘みのあるベニズワイを多くの人に堪能してもらいたい」。漁は来年5月まで。今年11月にはズワイガニ漁も解禁される。(藤本久格)