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■小さないのち みんなで守る

 実父母が育てられない子どもと、子どもが欲しい夫婦をスマートフォンのアプリで結び、特別養子縁組をあっせんするサイト「インターネット赤ちゃんポスト」。縁組の手法が「安易だ」などと批判が寄せられている。7月中旬、新しい親が子どもを迎える現場を、記者が取材した。

 関西のある駅の喫茶店。サイトを運営するNPO法人・全国おやこ福祉支援センターの阪口源太代表理事(40)、30代の実母と2歳の女の子、養親候補の女性とその子どもらが顔を合わせた。

 実母は離婚し、元夫とは音信不通。実家に余裕はなく、娘を預けて働きづめだったという。月約15万円の稼ぎは保育代や家賃に消え、娘と触れあう時間もほとんどない。「両親がいる家庭で育った方がいい」と、サイトに相談メッセージを送った。

 告知には10組の応募があった。サイトがあっせんする縁組の対象はほとんどが生後間もない赤ちゃんだが、今回は2歳の子ども。にぎやかな家庭環境の方がいいと、きょうだいがいる家庭を優先し、小学生の娘と幼稚園児の息子がいる夫婦が養親候補に決まった。夫婦は息子も特別養子縁組で迎えていた。

 駅の喫茶店で、実母と養親候補の女性は初めて顔を合わせた。店を出た後、養親候補の女性が女の子を抱っこしてトイレに連れていった間に、実母は帰っていった。

 トイレから戻ってきた女の子は…

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