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 南米コロンビアのサントス大統領は4日、同国内で活動を続ける左翼ゲリラ・民族解放軍(ELN)との停戦合意が成立したと発表した。サントス氏によると停戦期間は10月1日から来年1月12日までの102日間。同国では、最大の左翼ゲリラだったコロンビア革命軍(FARC)が6月に武装解除を完了しており、ELNとの和平合意で内戦の完全終結が期待されている。

 ELNは反政府ゲリラとして、FARCに次いで同国で第2の勢力を持ってきた。現在の勢力は2千人弱とされる。和平の試みはこれまで何度か頓挫しており、両者が停戦合意に至ったのは初めて。

 FARCは政府との和平合意を受けて今月、政党に生まれ変わったが、完全な内戦終結にはELNとの和平交渉が不可欠だ。サントス氏は停戦合意について「交渉の進展によって内容を更新していく」と説明。ELNは「成し遂げた。支援してくれた人たちに感謝する」とツイートした。

 コロンビアには、6日からローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が訪問する。内戦が続いた同国民の「和解」を訪問目的としており、サントス氏は法王の訪問前にELNと何らかの合意を達成したいとの意向を示していた。(メキシコ市=田村剛

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