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 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、5日(日本時間6日未明)に敵地でサウジアラビアとの一戦に臨む日本代表のハリルホジッチ監督は4日、サウジアラビア・ジッダの試合会場で前日会見に出席した。会見のやりとりは次の通り。

 ――試合に向けてのコメントを。

 「両チームとも美しいチームだ。(予選突破がかかる)サウジは勝たなければいけないので、プレッシャーを感じるでしょう。我々も勝つために来た。数カ月しかいなかったが、サウジのクラブ、アルイテハドで指揮を執ったことがある。チーム関係者にこの場を借りて感謝したい」

 ――MF香川真司とFW長谷部誠がけがのために来ていない。影響はあるか。

 「長谷部と香川は必要な選手だが、彼ら以外にもここ何試合かけがの選手をずっと抱えていた。よりよいパフォーマンスができる選手をずっと選んできたつもりだ。明日プレーする選手は期待に応えてくれると思う」

 ――暑く、湿気のあるサウジの気候は大丈夫か。

 「サウジの選手の方が気候に適応しており、アドバンテージがあると思う。ただ、我々はどこの国に行っても勝利を目指して戦う」

 「暑さもあるし、(長距離の)移動もあった。日本代表のトレーナーはしっかり疲労回復のトレーニングをやってくれた。個人的にも組織的にも、選手たちは強い精神面を持って試合に臨まなければいけない。サウジアラビア戦はW杯に向けて成長するための素晴らしいテストになると思う」

 ――W杯最終予選を通じて、日本の成長に手応えは感じているか。

 「(8月31日の)豪州戦でフィジカルコンタクトの強さ、団結心を選手たちが見せてくれたことを誇りに思う。短時間の調整だったが、攻撃も守備もすべて要求通りにやってくれた。サウジ戦では、アウェーでも豪州戦と同じ気持ちでプレーできるんだという自信を選手たちは持って欲しい」

 ――サウジ戦ではどのようなメンバーで臨むか。新たに起用したい選手はいるのか。

 「今朝もミーティングをしたが、選手たちに『絶対に気を緩めるな。さらに高い気持ちを持って臨むぞ』と言った。フランス代表の話をした。ルクセンブルクのような小国に驚きの結果(3日にホームで0―0の引き分け)になった。W杯の最終予選はどんな相手も小さなゲームはないということを示している。本大会で野心的に戦いたければ、(サウジ戦という)大きな挑戦を乗り越えていかないといけない」(ジッダ=河野正樹