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 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は4日夜、北朝鮮の核実験への対応策について、トランプ米大統領、ロシアのプーチン大統領と相次いで電話で協議した。米韓は、韓国独自の弾道ミサイル開発で、弾頭重量500キロまでとした現在の制限を撤廃することで合意した。韓国側が、北朝鮮の地下施設などを破壊するため、弾頭重量の制限緩和を求めていた。

 また、文氏はプーチン氏との協議で北朝鮮に対する制裁強化について「原油の供給中断と北の海外労働者受け入れ禁止など、北の外貨収入源を根本的に遮断する案を検討すべきだ」と主張。日米と協調する考えを示したうえで、ロシアの協力を求めた。

 プーチン氏は北朝鮮の核実験について「地域の平和と安定に対する実質的な脅威になっている」と非難した。韓ロ両首脳は今週、ウラジオストクで改めて会談する。

 一方、韓国海軍は5日、日本海で護衛艦や哨戒艦などが参加して射撃訓練を行った。海軍関係者は「敵の挑発に報復する決意を示す訓練だ」と語った。米韓両海軍は7、8の両日、日本海で対潜水艦戦闘訓練などを行う。(ソウル=牧野愛博)