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 よそから来た若者の視点を街づくりに生かそうと白岡市は、慶応大学SFC研究所(所長=飯盛(いさがい)義徳・総合政策学部教授)と「地域活性化等に関する連携協定」を結んだ。「首都近郊の過疎」に直面する地域を、他県でも活性化に取り組む学生が訪ね、人口減少や高齢化の難題に挑む。「最初の一歩」をどう踏みだすか。

 白岡市は10年間で人口が5・4%増えたが、市の東西の端にある菁莪(せいが)地区と大山地区は10%以上減った。両地区の「過疎」を解決できれば、「市全体の将来の取り組みに生かせる」と、市は実績がある同研究所と8月末に協定を結んだ。

 学生39人がまず両地区に入って住民の声を聞き、2泊3日の合宿で夜通し議論した。今月2日に開いた報告会では不足する農業の担い手策で、後継者を募る農家と農業をやりたい人をマッチングする、「婚活」ならぬ「継活」を住民代表や市長らに提案。「白岡美人」のネーミングで、特産品として売り出し中の梨のブランド化を進め、春に梨の花見イベントをする案も高い評価を得た。

 ほかにも、中学校の文化祭を大…

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