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 出雲国風土記の国引き神話に登場する「薗(その)の長浜」(島根県出雲市)が細り続けている。約30年後には今の海岸線が10メートル以上後退する予測もあり、県は今夏、浸食を食い止めようと約2万立方メートルの砂を沖合に投入する取り組みを始めた。

 薗の長浜は正式な地名でない通称で、県の定義では日本海に面した南北約16キロの砂浜で五つの海岸からなる。国引き神話では、八束水臣津野命(やつかみずおみづぬのみこと)が出雲の国を広げるため周囲から土地を引っ張った時の綱が薗の長浜になったと伝わる。

 県が2014年の砂浜と1948年の航空写真を比べたところ、海岸線の約3割で浸食が見られ、外園(そとぞの)海岸で85メートル、北隣の湊原海岸で60メートル海岸線が後退した地点があった。地元の元自治協会長の春日光男さん(85)は小学生の頃、薗の長浜で地域の運動会が開かれたことを覚えている。

 一方で、大社漁港近くの海岸で…

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