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 バレーボールのワールドグランドチャンピオンズ杯は5日、東京体育館で女子が開幕。日本は韓国を3―0で下した。この大会はアジア、欧州、北中米、南米の各1チームと開催国・日本、主催者推薦の韓国の6チームが1回戦総当たりで争う。

■起用に応えた野本

 第1セットから先発し続けた野本は、今年の世界グランプリ9戦で先発はたった1試合。「コートでどんな気持ちになるんだろうと不安に思っていた」。結果はチーム最多の18得点。久光製薬でも指導した中田監督の「攻撃力を期待した」という起用に応えた。

 けがに苦しむ期間が長かった。昨年まで、チームメートの石井らが日本を背負って立つ姿をテレビで見ていた。「いつかは一緒に戦いたかった。でも、思いが強すぎて苦しくなったこともあった」。25歳。やっとつかんだチャンスを喜びながら、結果を出して生き残りたいという意欲も強い。

 「今日は一本一本、打ち切ろうと思った。次のロシア戦は、相手のブロックを見極めて打たないとつかまる」。チームを引っ張る自覚ものぞかせた。

 ○中田監督 「開幕戦の緊張感があった。韓国のサーブを警戒したが崩されずによくがんばった。攻撃の決定率をもっと上げていきたい」

 ○野本 「点を取れたが、守備ではチームの足を引っ張った。全日本で試合ができるだけでも感謝しているが、結果を残したい」