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 角界にまた1人、モンゴル相撲の横綱の系譜を継ぐ力士が加わった。時津風部屋のバットバヤル・アンハバヤル。福岡県の希望が丘高を今春卒業した19歳で、伯父のウスフバヤルさんはモンゴル相撲の横綱だった。5日に東京・国技館であった新弟子検査を受け、185センチ、120キロの立派な体で体格審査を通過。「早く幕内に上がりたい」と燃えている。

 モンゴル相撲の横綱同士、ウスフバヤルさんと白鵬の父ムンフバトさんが仲が良かったことから、モンゴルから相撲留学した。高校卒業後は一時、白鵬がいる宮城野部屋で稽古した。外国人の採用は各部屋1人という規定があるため、4月に時津風部屋に入門。興行ビザ取得のめどが立ち、このタイミングでの新弟子検査受検となった。

 時津風部屋では三段目や幕下力士と稽古を積んでいる。しこ名は「陽翔山」になるという。「目標は白鵬関。横綱からも『頑張れ』と言ってもらいました」。ビザの発行を待って、11月の九州場所で初土俵を踏む予定だ。(菅沼遼)