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 今年5月、脳出血で藤田保健衛生大病院に搬送された東海地方に住む男性は、一時心臓が停止するなど、予断を許さない状況が続いていた。当直の医師に延命処置についてたずねられた妻(31)は「臓器提供について考えてみたいです」と切り出した。

 当直の看護師に、臓器提供者(ドナー)になることについて説明する院内コーディネーターがおり、夫の母(65)と説明を受けた。「臓器移植するには、ご家族の同意が必要です。お一人でも反対の場合、提供できません。よく話し合って下さい」

 妻は自宅へ戻り、夫の免許証、保険証を確認した。意思を表示するものはなかった。病院へ戻ってベッド脇で夫に語りかけた。「嫌だと書いてないということは、家族みんなで決めていいんだよね」

 看護長で移植コーディネーターも務める纐纈一枝(こうけつかずえ)さん(45)が駆けつけた。「息子の奥さんが決断したのなら、いいと思う」という夫の両親と個別に面談をして、それぞれの意思を確かめた。

 男性は5年前の28歳のころ、…

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