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 イタリアで開かれた新体操の世界選手権で好成績を残した個人、団体(フェアリージャパン)の日本代表選手7人らが5日、東京都内で帰国報告をした。団体総合で銅メダル、個人の種目別フープで皆川夏穂(イオン)が同じ銅メダルを手にし、いずれも日本選手として42年ぶりの表彰台に上がり、喜びを語った。

 総合で3位に入った団体は種目別のロープ・ボールでも銀メダル、フープで銅メダルを獲得。主将の杉本早裕吏(日体大)は「今年元日の最初のミーティングで、みんなで総合でメダルを取ると目標を掲げ、実現できた。団体総合のあとの種目別でも緩まずに結果を出せたことは自信になる」と話した。

 個人総合5位に入った皆川はロシア遠征のため、欠席したが、「ロシア留学して4年になるが、あきらめずに指導してくれたコーチに感謝している」とコメントを寄せた。

 また、同12位と健闘した16歳の喜田純鈴(すみれ)(エンジェルRG・カガワ日中)は「初めての世界選手権で緊張感の中、のびのび演技できた。もっと上をめざしたい」と話した。

 山崎浩子強化本部長は「新体操の歴史を紡いできた皆さんの力のおかげ。メダル獲得でやっと(世界と戦う)スタートラインに立てた思いだ」。日本はまだ中堅国との認識を示した上で、「新しい採点規則に合わせて、ミスを減らすことを徹底した」と戦略が勝因だったと明かした。長期でロシア合宿を行う強化方針を継続する考えも示した。

 団体は毎年、トライアウトを重ねて選手を競争させてきたが、わずかな休みを挟んで、今月17日に次の代表選手を選考するトライアウトが開かれる。