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 東日本大震災が起きた年の夏、津波に襲われ、がれきが散らばる土地で、1輪のひまわりが咲いた。「ど根性ひまわり」と名付けられたその花の種は、広島、熊本の被災地をはじめ、全国に受け継がれた。7年目となる今年も大輪の花を咲かせ、人々に勇気を与えた。

 宮城県石巻市門脇地区。水道配管業の黒沢健一さん(46)が作った「がんばろう!石巻」の看板は人々の祈りの場になり、この夏も100本を超すひまわりが咲き誇った。

 2011年4月末。流された黒沢さんの自宅兼店舗の跡地から、1本のひまわりの苗が生えだした。店の再開に向けて奔走する黒沢さんの気持ちが通じたように、ひまわりも塩害に負けず、空に伸びていく。「大きく育て」と書いた短冊を付け、ツイッターに写真と成長記録を投稿した。

 「これは、ど根性ひまわりだ」

 その夏、150粒ほどの種が取れた。「2世」がほしいというメッセージを受け、黒沢さんは希望者に種を分けた。「花を見て震災のことを話してほしい」。今年咲いた7世たちは北海道から沖縄まで広がった。

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