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(5日、野球U18ワールドカップ)

 清宮の高校通算110号はカナダで記録された。

 5日の南アフリカ戦の7―0で迎えた四回2死、113キロの外角に逃げていく球をつかまえた。「打った瞬間、行ったなと思った」。97・5メートルの右翼フェンスを大きく越えていった。

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の世界ランキングで1位の日本に対し、南アフリカは29位と力の差はあった。ただ、「(1年生で選ばれた)2年前もダメで、今回も調子が上がってなかったんですけど、だんだん自分らしさが分かってきた」と素直に喜んだ。大会に入って21打席目での初アーチだった。「ベンチにかえってから、みんなに『やっとやん』、『遅いよ』と言われた。みんな、すごく喜んでくれて、それが一番うれしい」と笑顔を見せた。打撃フォームについて小枝監督や大藤ヘッドコーチと相談しながら、バットがスムーズに出るよう、打ちにいったときに右肩が入りすぎないように試行錯誤を続けていた。この日の試合前の打撃練習では、ゆったりとしたスイングで中堅を中心に鋭い打球を飛ばしていた。

 好感触をつかんで7日からの2次リーグに臨む。(坂名信行)