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 ツタのからまった円柱、白壁をくりぬいたような窓枠……。陸上自衛隊小倉駐屯地の曽根訓練場(北九州市小倉南区)に、旧陸軍の毒ガス工場跡が残る。造られてから80年。朽ちていく戦争遺跡を訪れた。

 8月28日、駐屯地の許可を得て訓練場に入った。

 「旧軍施設なので我々が提供できる情報はありません」。駐屯地から事前にそう伝えられていたため、北九州市の郷土史家で、10代の頃から地元の旧軍施設を調べてきた菊池満さん(36)に同行してもらった。20年前にも工場跡を見学したことがあるという。

 17ヘクタールある訓練場の一画に6棟の建物と円柱の排気筒4基が残っていた。旧軍の資料などによると、正式名は東京第二陸軍造兵廠(ぞうへいしょう)曽根製造所。瀬戸内海の大久野島(広島県)で造られた毒ガスが運ばれ、ここで砲弾に詰めた。

 崩壊の危険があり、内部には入…

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