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 猫に熱湯をかけるなどして殺したとして、動物愛護法違反の疑いで警視庁に逮捕された50代の税理士の男=さいたま市=について、農園カフェ勤務の綿引静香さん(44)が6日、懲役刑を求刑するよう求める約3万7千人分の署名を東京地検に提出した。

 動物愛護法は犬や猫などの愛護動物を殺傷した場合、2年以下の懲役か200万円以下の罰金を科すと定める。法務省によると、2016年に検察が扱った同法違反事件は90件。起訴された事件は33件あり、このうち29件が罰金刑を求めた略式起訴だった。裁判が開かれ懲役刑が求刑されたケースもある。

 綿引さんは自宅で猫5匹を飼っている。男の逮捕が報道された8月末から、ネット上で懲役刑の求刑を求める署名を呼びかけたという。「男の残酷な行為をネットで支持する人たちがいる。男が厳しい刑を受けることで動物虐待の抑止になれば」と話した。

 男は埼玉県深谷市の廃屋周辺で昨年4月~今年4月、猫3匹に熱湯を浴びせたり、ガスバーナーで焼いたりして殺した疑いで今年8月に逮捕された。警視庁に対し、今年4月までに少なくとも13匹の猫に同様の行為をしたことを認めたほか、その様子を撮った映像をネット上に投稿していたという。