お陰様で当コラム「京都旅レシピ」も50回目を迎えました。ありがとうございます。

 京都は世界中から注目され、たくさんの人が旅する大観光地であるがゆえ、その情報もあふれかえっています。情報が重複する中で、少し目線を変えたテーマ、同じ場所でも新しい光を当てて、違った魅力を伝えたい、そう思って毎回配信しております。

 第1回が「京都は好きだけど、実は神社仏閣が苦手なあなたへ」というテーマで数カ所ご紹介しました。

 記念すべき50回目は、その第2弾をお届けいたします。前回とは異なるスポットです。実は…社寺が苦手な皆様、今秋は、こちらへ、お出かけくださいませ。

並河さんのお家で胸ド・キュン!

 今でも衝撃を受け、忘れられないスポットがあります。それは地下鉄東山駅近くの並河さんのお宅。正式には「並河靖之七宝記念館」です。

 七宝作品の展示が主ですが、それよりも(それと同じくらい)ステキなのが(国の)登録有形文化財になっている町家。そして植治こと7代目小川治兵衛の造園による庭、この庭に胸がド・キュンしました。

 並河靖之は明治から昭和初期に活躍した日本を代表する七宝家で、当館は自宅兼工房が記念館となっています。正直(ごめんなさい)「七宝」には興味なかったのですが、こんなステキな自宅に住んでいた並河さんをもっと知りたくなり、展示コーナーを再度見直したほど。

 私がド・キュンした庭は母屋に面していて、そこに座ってガラス障子越しに庭を見ると生き生きとした緑に和み癒やされ、まだ観光する時間があるにもかかわらず「今日は、もうここで終わりにしよう!」と居座った、そんな思い出深いスポットです。

 さらに庭側から母屋を見ると、建物を支える一部に「石」! まるで池に浮かぶかのよう…見事な技とアイデア。ちなみに庭の池水は琵琶湖疏水を取り込んでいます。また、通り庭(台所)など、町家ならではの造りも見どころです。

 12月17日まで秋季特別展(月・木は休館)を開催しています。あちらこちらに回らず、ゆっくりしたい方にもお薦めです。

■岩倉さんのお家で熱い志…

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