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 韓国警察庁は6日、北朝鮮ハッカーから得た情報で作った偽造カードで日韓などで不正に預金を引き出していたとして、韓国人の男3人と朝鮮族中国人の男1人を逮捕したと発表した。被害総額は日本で引き出された605万ウォン(約60万円)を含む計1億264万ウォンだった。

 同庁によれば、北朝鮮ハッカーが、韓国内のATM(現金自動出入機)63台から約23万8千人分の顧客情報を盗んだ。捜査中の中国人容疑者を経て、日本や韓国、タイ、台湾の犯罪集団に情報を売り込んだという。今年3月に被害が発生。顧客情報に接触したネット上の住所(IPアドレス)から、北朝鮮ハッカーの関与がわかったという。

 同庁は、北朝鮮のサイバー犯罪について「従来は防衛情報の獲得やコンピューター網の混乱が目的だったが、最近は外貨稼ぎが目的の犯行が増えている」とコメントした。(ソウル=牧野愛博)

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