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 政務活動費の不正請求疑惑を受け、神戸市議を辞職した橋本健氏(37)が、所属していた自民会派に対して、市政報告を印刷したように装って政活費をだまし取ったことを認める説明をしたことがわかった。会派側が6日、本人からの聞き取った内容を明らかにした。

 一方、神戸地検によると、橋本氏は同日午後、地検に出頭し、夕方には庁舎を出たという。地検は橋本氏が話した内容について明らかにしていないが、地検に対し、一連の経緯を説明したとみられる。神戸地検は今後、捜査を始めるとしている。

 橋本氏をめぐっては、週刊新潮が8月、市政報告の架空発注疑惑を報道。橋本氏は記者会見し、2010~14年度に計8回、各回5万~8万部を総額約700万円で発注したと反論。だが、領収書を出した神戸市の業者は印刷への関与を否定し、実際に印刷したように装う口裏合わせを求められたなどと主張していた。

 また、今月4日には、新たに虚偽の領収書で約190万円の政活費を請求していた疑いが浮上。別の神戸市内の印刷会社が「市政報告一式」とした領収書を発行したが、実際は名刺や封筒の印刷代だったと証言していた。