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 世界の高級ファッションをリードするモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LVMH)と、グッチやサンローランなどを傘下に持つケリング・グループは6日、ファッションショーなどに「やせ過ぎモデル」を起用しない方針を発表した。モデルが無理なダイエットで健康を損ない、拒食症などに陥る問題が指摘される中、「モデルの福利のための決断」としている。

 LVMHとケリングの発表によると、両社は傘下のすべてのブランドで、モデルの募集要件から男女とも小さい服を着られるよう求める項目をなくす。AFP通信によると、廃止されるのは女性服だと米国のXXSにあたるサイズだという。

 またファッションショーに参加する大人服のモデルは16歳以上とし、16~18歳のモデルは学業に支障がないように午後10時から午前6時までの仕事を認めないという。

 両社は「モデルの健康への配慮について、業界のリーダーとして特別な責任がある」といい、こうした方針が「ブランドをさらに1段階、高めることになる」としている。